毎年、冬になると趣味のスノーボードに行く。

共通の趣味を持つ友達がいて、よくその友達の1人と1泊2日や2泊3日で信州へ行くがその時の出来事である。

2月初旬で雪が多く降り出したころに、友達にスキー場へ行かないかと誘われた。もちろん私は、2つ返事で了承した。

宿泊先は、いつも同じ所と決めている。準備は各々で行い、友達の車でいつものようにスキー場に向かった。

現地につくと、私は財布にお金が明らかに少ないことに気づいた。というよりも、お金をATMから引き出すのを忘れていた。しかも気づいたのがホテルのフロントの前だった。

これからスノーボードを楽しもうとしていた矢先に、友達に頭を下げる。幸い、友達はいつもより多めの金額を持っていたので、ホテルの宿泊費は支払うことが出来た。

このとき、友達はやや不機嫌であった。しかし、遊びに来ていることもあり表情にはあまり出さなかった。

私は、無意識に友達のご機嫌伺いに徹した。何かして欲しいことがあったら、即座に反応して対応するようにした。今考えれば、いづれは返すお金だから割り切っていけばよかったのかもしれない。

ただ、あの時に友達が出していた目線はいつもより厳しかったように思います。

最後に、借りたお金はスノーボードを楽しんで帰ってきた翌日にジュース1本の利息とともに返しました。